台風19号

台風19号、みなさまの住む地域は大丈夫でしたでしょうか。

できる限りの対策をして土曜日を迎えましたが、とても怖かったです。
震災の時以来の恐怖でした。
そして震災と違うのは、守らなければいけないものがあること。
子どもたちを守る判断をするのは私たちだということ。
避難すべきか、留まるべきか、本当に迷いました。
ハザードマップを何度も確認し、今回は留まることを選びました。
結果、大事には至りませんでしたが、家での備えだけでなく、避難する際の情報収集や準備をしっかりしなければいけないと思いました。

台風が過ぎた朝、近所の遊水地が水でいっぱいになっていました。
普段は草原が広がり、グラウンドがあり、子どもたちとピクニックをしたり、虫捕りをしたりする場所です。
それが全て水に沈み、湖になっていました。非日常的な光景でした。この場所が私たちを守ってくれたのです。
ダムや池や、人の手によって作られたさまざまなものによって私たちは生かされています。
温暖化など、自然のバランスを崩しているのも人なので、矛盾もあるかもしれませんが、日々の生活は「守られて」いるのだということを改めて感じました。

台風19号によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。
また、被害を受けられた方々、復旧作業に従事されている方々のご安全を心よりお祈り申し上げます。