軟水と石けんの相性

日本の水は一般的に「軟水」と言われています。
水が地中に滞在している時間が長いと、地中の様々な物質からミネラル分を取り込んで硬水になっていきます。しかし、日本は川から海までの距離が短く、また傾斜の急な地形が多いため、川の水は地中に沁み込まず、地表を伝って海へと流れていきます。これが日本の水が軟水である理由です。

ミネラル分が少ない軟水は、石けんとの相性が良いです。硬水に含むマグネシウムやカルシウムのようなミネラル分は、石けんと反応し、水に溶けない石けんカス(金属石けん)になってしまい、泡立ちを邪魔してしまうからです。

写真は一ヶ月ほど前に訪れた川です。透き通った川の流れの中にイワナが見えました。子どもたちは我先にと魚を見つけるのに夢中になっていました。